I am a slave to my passion.

食欲、物欲、独占欲、その他もろもろ。欲望は日々を生きるエネルギー(たぶん)。東京在住編集者のにっき。読書の記録なども。

プチなときめき。

プチ整形、プチプラ、プチ旅行…世間に普及しているもろもろの「プチ」はいつも気になる存在。

嫁に行って15年目(!)の私も、脳内ではプチ不倫とは言わないけど、夫・モテ氏以外の男性にざわざわするくらいなことはそりゃあります。東京ガスのCMの長谷川博己とか。

実際の生活圏内においても、普通に、この人素敵だなー位のドキドキは、時々はしてます。たぶんモテさんもしているでしょう。時々どころか、割としてるかも? 彼がタクシーで20歳年下の女の子を送っていく途中(みんなで飲んだ帰りとからしい)女の子のほうから手を握られた、みたいな話を聞くと、以前だとものを投げる勢いで暴れてましたが、今は「それはドキっとしたでしょ~?」と感想を求めるくらい、プチなときめきについては落ち着いて対応できるようになりました。というか、そういうのがあるけど、家で一緒にお茶を飲んでるのは私よ、的なのがまたよかったりもするわけで。彼もそのへんを分かっているので、モテネタを絶やさないように頑張っている模様(笑)。

 

さて、つい5分ほど前にプチなときめきありました。

かなりカッコいい印刷所の営業マンに電話をかけて、ある本の入稿日の確認をしてたんですが。その本のタイトルが、恋愛漫画なので、まあ、正式なタイトルはここでは伏せますが、仮に「君が本当に好きなんだ」とでもしましょう。タイトルがまんま口説き文句、なわけです。王道ですね。

私「あの~○○先生の原稿の状況ですが」

営業さん「あ、あの件ですね、『君が本当に好きなんだ』」

はい!

お分かりですね?

電話口で口説かれたみたいで一瞬ニヤリとしちゃいました。

耳がくすぐったいというか。

そして大抵のイケメンさんは声もよくて、この彼も例外ではなく、素敵な声でタイトルをおっしゃってくださったので、残業にすさんだ心が癒されました。

プチときめき、バンザイ。

絶対この営業さんとする仕事で「お前が嫌いだ」的タイトルの本は作りたくないなーと思いつつ、仕事に戻ります。あとちょっと!