I am a slave to my passion.

食欲、物欲、独占欲、その他もろもろ。欲望は日々を生きるエネルギー(たぶん)。東京在住編集者のにっき。読書の記録なども。

相手に不満はないけれど。

結婚した年、モテ様(夫)28歳、わたくし26歳。

東京で暮らす勤め人、しかもヤクザな出版界隈の人間としては今思えば異様に早い結婚だったと思う。

ぶっちゃけ、お互い「初婚は早いほうが次行くとき考えてもいいんじゃないかね…」みたいな部分があったような気も…今思えば、する(実際に当時親に「まあ、とりあえず1度してみるなら早くても」みたいなことを言って、結婚をなんだと思ってる、と叱られて反対されました)。

 

さてさて、最近、スポーツジムで20代半ばから30代半ばの独身の女の子のお友達がたくさんできた。飲みに行くくらい親しい人まで! もちろんジム仲間なのであのレッスンが好きだきらいだって話もするけれど、女の子が複数いるとガールズトークになるわけです。しかし私の場合、学生時代の恋愛(内容も薄く実らずあまり思い出したくない部分も多数)か、夫との馴れ初め(社会人になって最初の彼=夫だったので)、のどっちかしかないので、話すネタが非常に少ないのです。27、8歳の女の子が揺れる恋心について話しているのを「かわいい♡」と聞きながら、その時ってもう、今の夫としかも今の家に住んでて、しかも私って転職もしてないから今の会社で今の仕事をしてたなーと思う。ちょっと薄味だったかも、私の20代30代。しかも子育てとかしてないし。ここ十数年で変わったのは服の趣味と髪型と体重と親の健康状態くらいのものだ。

子育ても転職も引越しもせずに20代後半からここまできちゃったのって、たぶんのんきで恵まれてることなんだと思うけれど、体力も精神力もまだタフでいられる若い頃に色々経験しておきたかったな、と、若さを生きてる年下の女の子たちのはなしを聞きながら思ったりするのです。年取ったなー。ふう。